体験してわかった葬儀に参列するということの意味

上司を亡くした私の葬儀体験談

先日、仕事でお世話になっていた取引先の社長の葬儀に参列してきました。
知り合って数年の短い期間でしたが、知り合ったその日から私のことを名前で呼んでくれ、かわいがってくれました。
父と同じくらいの年齢のおじさんでしたが、上から指導してくれるだけでなく、取引相手として同等に接してくれたのも印象に残っています。
そんな方の葬儀に参加させていただいて抱いた感想をBBSに書き残しておきたいと思います。

故人は私の厳しくも優しい上司でした

私が困った時には、「自分でどうしたらいいのか考えなさい」「ただ相手に口で言うだけではダメ」「やる気を見せなさい」と厳しく言う反面、深夜にもかかわらず書類作成のサポートをしてくれるなど、私にとってはもう一人の父のような存在の方でした。
また、仕事だけでなく、プライベートの話もよくしてくれ、奥様ととても仲が良いこと、息子さんが同業で働いていてゆくゆくは会社を継がせたいこと、産まれたばかりの孫が可愛くて仕方がないことなど、ニコニコしながら話してくれたのを覚えています。
そんなやりとりがあってしばらくしてから、私が妊娠、出産により休職し、その間、社長も体を患ってしまっていたようでした。

突然の訃報に接しての戸惑い

私が復職して連絡をすると、「何度か手術をして大変だったけれど、もう大丈夫」「今度子供に会わせてね」などと元気そうに話してくれていたので、社長もお元気なんだなと安心していました。
ところが、突然の訃報。
やはり無理をされていたようでした。
まだまだ教えてもらいたいこと、聞きたいこと、助けてほしいこと、一緒にしたいことがたくさんありました。
もしかしたら、それは先方の社長も同じだったかもしれません。

葬儀というセレモニーに参加してはじめて実感が湧いてきました

訃報が届いても亡くなったなんて実感が全然湧いてきませんでした。
葬儀に参列してやっと死を受け入れることができました。
そして、今までのお礼とお別れとこれからの決意を伝えることができました。
葬儀に参列すること、それは死者との永遠のお別れではなく、死者への労いと感謝の気持ちを表すことだと感じました。

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